「前田要治展」と「フェイスペインティング」
2015年 01月 26日
アトリエTODAY+cafe&gallery

今回の出品作品
作品名「反転 -剥- 2014 No.1」P120号

作品名「反転 -剥- 2014」P120号の部分








今回の作品「反転 -Fancy Dragon- 2015 」の剥ぐ前の完成作品
簡単に言うと、下の1枚目のキャンバスは自分の自画像です



2015年1月児童画クラス「フェイスペインティング」授業風景


子供達には、本当はボディペインティングが一番、ストレス解消によいことが現在、研究結果からわかっていますアトリエでは、「フェイスペインティング」で 無意識と自意識の世界を楽しんでもらいました
しかし、今回、土曜日クラスの授業を楽しく終えて 日曜日クラスの最初の授業説明に 指導者が、土曜日授業後の反省で「強く描くととれないので、薄く描いて」といってしまい 子供達が顔に描くのを躊躇して言葉かけに失敗しました もっと規制なしに自由に描かせることが必要でした

「前田要治展」と
児童画クラス「フェイスペインティング」授業、
一般クラス、受験クラス授業の関係
アトリエTODAY+cafe&galleryでは現在
「前田要治展」(1/29木曜午後4時まで)を開催中です
アトリエの地元、大阪・河内長野市では初めての個展なのですが
地元ではなじみの薄い、現代美術といわれるジャンルのため
みなさん「さっぱりわからない」とおっしゃるので
このブログで少しご紹介します

作品名「反転 -剥- 2014 No.1」P120号
素材:綿キャンバス、顔料、オイル、鉛筆


作品名「反転 -剥- 2014 No.2, No3」P120号2点を1対にしてコーナーに展示
素材:綿キャンバス、顔料、オイル、鉛筆
(作品名「反転」とは作品を版画作品の行程のように面をひっくり返すことから名付けました)

作品名「反転 -Fancy Dragon- 2015 No3」30号変形
素材:綿キャンバス、顔料、オイル、鉛筆
(「Fancy Dragon」とは、ベタという熱帯魚の品種が自作品の配色に似ているため)

作品名「反転 -Fancy Dragon- 2015 No3」部分

今回の会場風景


学生時代から、絵を描く以外に「絵を描く方法」はないか
ずっと模索してきました
しばらく続けている現在のシリーズの方法は
2枚重ねのキャンバスの中に
顔料と日本画の絵具などを用い、
直接、手で描き、封じ込め
キャンバスににじみ出る現象を見せたり
直接、キャンバスを切り裂いて中身を見せるというものです
今回の作品「反転 -Fancy Dragon- 2015 」制作過程の写真



真っ白な平面に自分をイメージして描いたり
あるいは塗りつぶして隠そうとしたりしています
時には2重人格的な作品にもなります
実は、アトリエの一般クラスや、受験クラスの皆さんにも
その試みは、「自意識と無意識」というテーマの授業で
すでに、体験してもらっています
2013年6,7月一般クラス授業「抽象画に挑戦!」授業風景


その時のブログ記事は こちら
2014年8月受験クラス夏期講習「イメージとは何か」授業風景

その時のブログ記事は こちら
シュルレアリストたちは
無意識の世界を子供達の絵に見いだしました
今回、児童画クラスでも、
「フェイスペインティング」というテーマで
同じような試みをしました



先週、ギャラリーの個展会場に見にきてくれたOB,OGたち
彼らもたぶん、学生時代、夏期講習で紹介した演習を体験しているはずです
もう一度、10代の頃にもどった気持ちでこの課題に挑戦してみると
きっとまた若返ることができるでしょう!

「前田要治展」は今週1/29(木)午後4時まで開催中です
お時間ありましたらまたぜひお越し下さい!

さっぱりわからない、ことはありません。よく考えつくな、と感心しきりです。出来上がりにいろいろ言うのは簡単でそんな評論家も多いですが、創造できることがすごいことで私はそんなクリエイターアーティストに尊敬します。しかも、作品にする過程や素材も含めてです。よいしょ、じゃないですよ。
ただ、顔料を封じ込める、が面白そうなのに、難しかったです。
そのような芸術の前でダンスがありましたね。奇跡ですね!
ただ、顔料を封じ込める、が面白そうなのに、難しかったです。
そのような芸術の前でダンスがありましたね。奇跡ですね!
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ありがとうございます。「誰もやらなかったことを創造する」ことに今後も変わりありません。
顔料を綿キャンバスに手で塗り込め、もう1枚の綿キャンバスをかぶせる。顔料は本来、固着材を加えて、絵具にして画面に半永久的に定着(絵画として成立)させるもの。自分の作品は顔料をそのままにし、綿の繊維の間から自らにじみ出て、時間とともに変化していく動く絵画です。
その動く絵画の前での今回のダンスは、大変面白い組み合わせでした。
顔料を綿キャンバスに手で塗り込め、もう1枚の綿キャンバスをかぶせる。顔料は本来、固着材を加えて、絵具にして画面に半永久的に定着(絵画として成立)させるもの。自分の作品は顔料をそのままにし、綿の繊維の間から自らにじみ出て、時間とともに変化していく動く絵画です。
その動く絵画の前での今回のダンスは、大変面白い組み合わせでした。
by a-today
| 2015-01-26 21:03
| 展覧会情報
|
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