児童画クラス 雪の金剛山を描こう!
2018年 03月 02日
アトリエTODAY児童画クラス


授業前にアトリエの窓から見える実際の金剛山を みんなで見ているところ 








河内長野市やその周辺には絵になる名所旧跡も多いのですが






それでは完成作品を一部ご紹介





今週、無料体験に来てくれたEちゃん(4歳)の作品 
2018年2月のテーマ
「雪の金剛山の写生」
ご紹介
本当に寒かった今年の冬
大阪府河内長野市にあるアトリエTODAYの5階の窓から見える金剛山も
たびたび雪で真っ白になりました
その積雪の金剛山を写生してみようというのが今回のテーマです

しかし、描くのは2月の第3週〜第4週目
天候不順やもう積雪がないことも想定して
あらかじめ山が美しく見えた日に写真を撮影
昨年12月の一般クラステーマ「ターシャの世界」の背景で用いた手法で
拡大コピーした金剛山を壁面に貼りました


授業が始まり先生が金剛山の説明中


屋外ではもちろん写生できないこの真冬の時期
窓の外には本物の金剛山室内には金剛山の大きな写真という
贅沢な設定で子供達は熱心に写生しはじめました




登山した子も多い馴染みのある金剛山に
雪を積もらせました
2月ならではのテーマです


登山で有名な金剛山は地元ではあまり写生の対象にならないようで
もったいないことです
(追記)
一般クラスの皆さんが出席時にアトリエに貼った金剛山の写真を見て
「これはどこの山ですか?」とたずねる方が多く
「このアトリエの窓から見える金剛山です」と答えると
「ええ!? 綺麗ですね!」と一様に驚かれていました
身近にありすぎて意識して見ることがあまりないのかもしれません
それとも、皆さん学生時代に耐寒訓練で毎年登らされて
嫌な思い出しかない山だから?






山の絵というと
セザンヌの有名な「サント・ヴィクトワール山」の絵を連想します
フランス南部にあるサント・ヴィクトワール山は
セザンヌが描いたことによって今では登山者や愛好家で賑わう人気の山になりました
石灰岩でできていて山の雰囲気はまったく違いますが
標高も金剛山と近く、見る方向によっては馬の背のようななだらかな形が似ている感じもします
アトリエキッズたちがセザンヌのように
これから美しい金剛山をたくさん描いてもっと有名な山にしてくれるかもしれません







3月最初のテーマは新学期を前に
学校でも使える「トートバッグを作ろう」です
お楽しみに!
(お知らせ)
毎年3月末は「春の特別講座」を開講していますが
今年はスケジュールの関係で中止となりました
どうぞご了承ください
なお8月夏休みの講座は開講の予定です
by a-today
| 2018-03-02 18:19
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